協働支援センターの設立
神石高原町では、平成16年11月5日、神石小学校郡内4町村が合併して以降、「神石高原町と自然が輝くまちづくり条例」(平成16年11月5日条例第21号)に基づいて、住民、住民自治組織と行政による協働のまちづくりが進められてきました。
その後、概ね10年が経過した現在、人口減少と少子高齢化の同時進行に伴い、地域課題の深刻化や協働によるまちづくりに対するニーズの多様化が進む中で、住民などにおいては、担い手不足により従来の活動を継続することが困難化し、行政においても行財政規模の縮小等により、従来の行政サービス水準を維持することが困難になりつつあり、地域課題に対応しつつ活力あるまちづくりを進めていく上では、協働によるまちづくりの体制を再構築することが必要になっています。
こうした課題に対応して、地域における協働によるまちづくりの取り組みを強化するため、「神石高原町協働によるまちづくり推進条例」(平成28年3月2日条例第6号)が制定され、協働によるまちづくりを推進するための、地域共同体である「協働支援センター」が制度化されました。
それに基づいて、油木、神石、豊松、三和の各地区に「協働支援センター」が設立され(平成28年5月)、地域における自主的な課題可決、住民サービスなどの活動を行うことにより、行政と協働しながら効果的なまちづくりを進めるための体制作りが行われました。
協働支援センターの役割
協働支援センターは、協働によるまちづくりの推進に向け、地域の総力を集結するための活動母体として、つぎの役割を担います。
地域の総力を集結するための活動母体
- 地域課題や解決方法の話し合いの場の提供などを通じて、地区のまちづくりにかかる情報の共有と共通認識の形成を図ります。
- 地区まちづくり計画の策定、まちづくり交付金の計画的運用などを通じて、計画的、効果的なまちづくりを進めます。
- 自治振興会をはじめとする様々な地域団体の活動と連携して、多様な地域ニーズに対応したまちづくりを進めます。
神石地区まちづくり基本理念
- だれもが安心し、安全に暮らせるまちづくり
- 地域資源を活かした豊かなまちづくり
- 自分達で創る持続可能なまちづくり
神石地区の将来像
「だれもが安心し、安全に暮らせるまち じんせき」
合言葉:「持続可能なまちづくりへの挑戦」